カテゴリ
最新の記事
最新のコメント
以前の記事
最新のトラックバック
リンク
●お友達ブログ
・ウロ子と暮らす日々 車サイト改めインコ日誌 ・Asian Grove 臥薪嘗胆生活 ・ちゃんまるの自由ノート 趣味とかTVとか ・Leftyサポの戯言・・・。 女子サッカーおっかけ ・Undefined line number ■ 絵描きさん ・否!否!三たび否!~その青春 こちらも主に音楽ネタ ●モデラーさんリンク ・バックヤード奮戦記 ・ふらんかん日誌 ・EWoE ・たいらんど ・御機嫌精密 次世代戦闘兵器試作モデリング課 ・YOU COPY? ・レンズごしにセンチメンタル ・アストロ模型団 ・模型制作日記・ワンフェス画像置場 ・AP-MODELS ・瓢箪山電気 ・誠意製作中 ・Mass production type RDM ・景美仙姬巖 ・JACのらくがき帳 ・WALKの Web Page(2.0) ・Hangar C blog ・ときわ湯只今思案中! ・かに録 ・FIELD GREY MODELING ・Yacolog ・T-REX TOYS ・F-16 ・模型世界の住人 ・AQUALIFE'S ブログ ・大王の密室 ・FRAME OUT model&motorsports ・やすのへなちょこプラモ ・我が道を逝け! ・Nacht Modell Kollektion ・爆炎乳 Blog ・俺のブログ ・ルート765 ・tnd auto -miniature automobile collective- ●巡回先など ツイッター [fg] PIXIV deviantART スペースアルク YouTube ライフログ
検索
タグ
マクロス(248)
イベント(136) VF-1(120) YF/VF-19(87) マクロスフロンティア(86) 模型雑誌(84) 映画(81) 航空機(78) VF-25(71) ガンダム(44) 艦船(36) 資料(33) VF-11(26) マクロスメモ(23) ゼロ戦(22) ロードスター(18) エフトイズ(18) バーチャロン(8) Fw190(8) AFV(8) その他のジャンル
ブログパーツ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
●渥美産業(ASK)について(または「日本プラモ史本について」) (ちなみに私について申し上げておくと、世代的にASKのキットとか当時の世相についてはなにも知りません) *渥美産業(ASK)を紹介しているページ ・「創製の模型屋」渥美産業株式会社 ・「模型探偵団」明石小五郎の昭和のプラモデル 渥美産業 貯金バス あとモデルアートの2000年前後の艦船模型別冊で、冒頭に日本の艦船模型の歴史をまとめたものがあって、その中でASKの功績が簡潔に書かれていたと思いますがどの号だったのかわからん()。 全盛期の渥美産業のこと詳しく知りたいなーという機運の中、日本プラモ史本に情報載ってるんじゃね?という助言を受けて「静岡模型全史」を参照してみましたが関する記述がほとんどなし。この本自体が静岡模型協同組合員の役員経験者とかの証言集であり、組合内の内輪ヨイショ本という感が強く、公平な歴史書とは言えない雰囲気。 ちなみにタミヤもハセガワも「ウチは船のハセガワ/軍艦のタミヤと呼ばれていた」とか書いてて、要は軍艦模型売れてたんだな、という感想(笑)。 続いて「日本プラモデル50年史 1958-2008」を確認。こちらはちゃんとしたライターが書いた日本のプラモデル産業全体をカバーした本。 ガレージキットや食玩にもページを割いていて、資料的価値が高いです。こちらにはASKの活動についても記述があり、いくつかのパッケや1/1000 吹雪の完成品も掲載。ただやはり会社や人物についての言及はありません。以下、断片的な記述をつまんでみます。 ・戦後の洋上模型の復活は1954年ごろ、東京のにしき屋・静岡の渥美産業の小型ソリッドモデル発売から。 ・タミヤ等に先んじて1959年の第1回静岡ホビーショー(厳密には当時は名称が異なります)に出展 ・1960年3月 1/1000 連合艦隊シリーズスタート 第1弾 吹雪、朝潮、陽炎、利根、霧島 ・(同年5月タミヤ初のプラモ・戦艦大和) ・1962年 第4回静岡プラスチックモデル見本市にて伊7、伊15、吹雪、秋月 (吹雪がダブってますが、それぞれ別の項の記述なのでライターによって認識が行き違っているのかも) 渥美産業プラスチックモデル1/1000連合艦隊シリーズは艦隊編成をコレクションするコンセプトを受け継ぎ、1960年ごろから30アイテム程を発売。1967年ごろ生産中止。金型はフジミの兄弟会社斉藤模型にリース、1970年の同社倒産に伴い散逸した模様である。 この直後の1971年にはWLシリーズがスタートし、艦船模型界隈の様相も転換していきます。 以降、2000年代まで「有限会社大州模型」として二代目のお兄さんが問屋・小売店として経営、2007年(08年?)にお兄さんが亡くなると、弟さんが経営を引き継がれていました。2017年末、弟さんもご病気に伴う体力の低下のため廃業を決意、セール開始。倉庫に残っていた連合艦隊シリーズの在庫も根こそがれる(このへん時系列曖昧)「潜水艦 伊7型」は多めに残っていたらしく静岡ホビースクエアでも販売。製品部材の流出も始まります。(2018年半ばくらいにセット前の筑摩の説明書・鈴谷の箱の束とかがヤフオクに出たらしい)2018年初頭に大州模型廃業、5月には弟さんも亡くなり、直接往時を語れる人物はいなくなりました。 廃業直前まで建物の正面に掲げられていた「ASK」のエンブレムは、廃業までのある時点で姿を消しました(「大州模型の閉店セールに行ってきました!」というツイートの建物写真などでなんとなく追うことができます)。どうやらマニアの方がもらっていかれたようですが、大事にしてくださるよう願いたいものです。
by tomplus
| 2020-03-12 19:50
| プラモデルとか
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||