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上田市の「上田映劇」で 「上田映劇100周年記念 アニメーション映画『この世界の片隅に』オリジナルサウンドトラック発売記念イベント 映画上映 × コトリンゴのすずさんとハナウタライブ」 を鑑賞してきました。私は初コトリンゴです。 映画を見たあと劇伴作曲家/主題歌歌手ご本人の演奏/歌唱が聴けるという贅沢なイベントです。16:00現地着くらいに行こうかなと思ってたら到着が開場間際の16:30ちょっと前になっちゃいました。 駐車場の角を曲がったら行列! そんなに長蛇じゃなかったけど、整理番号で区別とかしていたらしいので、スタッフ一人くらい外で声掛けすればいいのに…とか思いました。有志で限られた予算で存続している劇場なのであんまりアレですが、終演後の列さばき(後述)とかもうちょっと頑張って欲しい感じでした。座席なんかは肘掛けに兼用のドリンクホルダーも備わってないような古き良き内装です。 ○17時~映画上映 画面サイズ・画質・音響などは劇場規模なりにちゃんとしており特に不満はなかったです。画面が暗→明となる時に白く「飛ぶ」ような感じがありましたが、デジタル上映だしどういう現象なんだろう。気のせいかしら。 映画はもちろん素晴らしかったです。今回リンさんじっくり見てたらエンドクレジットの帳面の「白木リン」で撃沈し自分の名前を見そびれました。 ○19:25~ コトリンゴライブ 当初15分からとアナウンスされており、直前までその旨のアナウンスもされていましたが、15分を過ぎたところで「25分~に変更します」とのアナウンス。 「当劇場は今年で100周年を迎えます。天井をご覧ください。関東大震災で焼けてしまうまでの帝国劇場と同じ大変貴重なものとなっております。まあそのくらいしか自慢がないんですが…」がウケ、客席から拍手。 いよいよコトリンゴさん登場。「映画の余韻を壊さないようがんばります」 他のイベントではバンドを従えて演奏しているようですが、今回はおひとり(!)です。以下、曲目と覚えてる限りのトークや感想など。トークは一字一句記録しているわけではないので、勝手に言葉を補完していたり、もしかすると話者の意図と違う文言になっている可能性もあります。 ・『神の御子は今宵しも』 ・『引き潮の海を歩く子供たち』 ・『ツバメが飛ぶうた』* ここでオリジナル曲ですが、コトリンゴさんの持つフンワリした感じと力強さ、複数の楽器を演奏し歌うプレイスタイルを見せる1曲でした。CD買いました。 ・『隣組』 コトリンゴ「当時実際歌っていたという方、客席にいますか」(残念ながらゼロ) コ「うちのおばあちゃんはいろいろ忘れかけてきていますが、昔歌ったこの歌詞は自然に出てきて…おもしろいと思いました」 ・『すいかの思い出』 ・『うちらどこかで』 ・『すずさんと晴美さん』 ・『周作さん』 コ「『戦艦大和』に周作さんのテーマの旋律が出てくるのは、片渕監督と話した時、『あれには周作さんと同じくらいの年齢の男の子が大勢乗っていたんだよ』と教わったからです」 ・『幸腹グラフィティのテーマ』* ・『ごはんの支度』 コ「戦争の影が近づく中でもご飯を用意する、というワクワクした感じとかはよくわかるものがあって、 とても作りやすかった曲」 基本の電子ピアノに加え、ピアニカ吹いて歌を歌って口笛吹いてすごかったです。 ・『広島の街』 コ「次の曲は…すずちゃんと晴美さんがありこさんを追いかけるシーンがありましたよね。皆さん映画をご覧になった後なので『ありましたよね』って言えるのがラク(笑)」「劇中の演奏だとマリンバとか(いろいろな楽器を)つかっているのですが、今回どうやってひとりでやろうかな、と考えて、ウチにあった木琴を持ってきました」 ・『ありこさん』 結局演奏中、木琴のバチ(?)をマイクに当ててしまい不本意なようでしたが、客席は感心したり楽しんだりした感じでいっそうの拍手が沸いていました。 コトリンゴさん、物販告知。「この世界~」サントラ発売記念手ぬぐい新色の緑と「タマゴ色」を宣伝。 ・『悲しくてやりきれない』 ・『こんにちは またあした』* コ「デビューして今年で10周年になりますが、これがそのデビュー曲になります。上田映劇も100周年ということでこの機会をいただき、とても嬉しかったです」 ・『classroom』* ・『おいでよ』* ・『みぎてのうた』 ・『たんぽぽ』 ・『すずさん』 ~アンコール~ ・『白い鳥』* コ「(告知)ドラマ『100万円の女たち』エンディングを歌っています。今一番気に入っている曲なので、ぜひ聴いてみてください。また今晩NHK総合『NAOMIの部屋』映画音楽特集で少し取り上げられます。遅い時間ですが。私夜型の生活なんですよ。目覚ましアプリで海外の国の人は平均何時に寝ている、とか見られるんですが、それを見ながら…なんの話でしたっけ。そうだTVだ。土曜日なので、可能な方は夜更かしして見てください」 コ「最後は、片渕監督と最初に仕事をした『マイマイ新子と千年の魔法』から」 ・『こどものせかい』* (「*」印は「この世界の片隅に」サントラ以外の楽曲) 大好きな「たんぽぽ」と「こどものせかい」が生で聴けて夢みたいでしたよ。 オリジナル曲もよかったです。 終演後は、物販利用者にサインのサービスも。ここも狭いロビーに物販希望者とサイン希望者が押し寄せて、さらに「この世界の片隅に」「幸腹グラフィティ」サントラの販売がタワーレコード(俺たちのタワレコ、「この世界~」推してますねえ)、コトリンゴさんのオリジナルCDやグッズ販売がコトリンゴスタッフ(?)と別れてたので少しの間カオスに。ここも劇場スタッフが「列分かれてます」って声をかけるだけで少し状況が違ったと思うんですが。 なにはともあれ、全般的にはとても幸せなイベントでした。 片渕監督関係コレクションに家宝がもうひとつ加わったぞ!
by tomplus
| 2017-05-21 19:24
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